アスパラガス出荷始まる
2016-03-01

南部基幹営農センター管内で2月上旬から春芽アスパラガスの出荷が始まりました。平成28年産はレギュラー品が195.8㌧(前年比123.8%)、ミニアスパラが13.3㌧(同115.2%)の出荷計画で、どちらも昨年に比べて増える計画です。
① 大雲仙アスパラガス部会と西部地区アスパラガス部会の83人が、春芽10.33㌶、夏芽11㌶で栽培しています。今年産は、秋の天候に恵まれ茎葉の姿は昨年に比べ良好に推移したが、年内の気温が高く熟れが進まず、全刈りが遅れました。1月上旬からは日照不足、低温により萌芽が遅れ、出荷も1週間から10日程度遅れている状態です。センターは「今後の気象により生育は左右されるが、気温の上昇に伴い出荷量も回復してくるのではないか」と話しています。出揃いは2月末で、春芽のピークが3月上旬、夏芽は7月上・中旬を見込んでいます。現在の出荷量は日量約500㌔。ピーク時には日量約2㌧を出荷します。出荷先は主に関東方面で、10月中旬までにレギュラー品195.8㌧、ミニアスパラで17万7000袋(1袋皆掛け75グラム)の出荷を計画しています。