黒小玉スイカの出荷が始まる
2018-07-09

国見地区営農センターで7月1日から、黒小玉スイカ「ひとりじめBonBon」の出荷が始まっています。交配時期に天気に恵まれ、スムーズに交配が進んだことから順調に生育し、着色も良好です。8月中旬までに約1万3千ケース(1ケース/8㌔入り)の出荷を計画しています。

 同地区はイチゴの栽培面積が約53㌶あり、「ひとりじめBonBon」を栽培する農家もほぼ全員がイチゴ農家です。イチゴ苗を育てながら夏場の収入を得られる作目として定着しています。

 雲仙市国見町の中川政信さんは、17㌃で栽培。1回あたり60~80ケースを同センターに出荷します。「イチゴの育苗をしながら栽培できるのでイチゴ農家にとっては適している品目だと思う」と話しました。

 センターは、「糖度検査と適期収穫、午前中の収穫を心がけて欲しい。病害虫の防除、腐敗果防止対策を徹底して欲しい」と話しています。