第9回南島原市枝肉共励会
2014-12-10

佐世保市の佐世保食肉センター(株)で11月26日、第9回南島原市枝肉共励会が開かれました。当JA、南島原市が主催し、市内の肥育農家が育てた黒毛和種25頭が出品され、南有馬町の井口富雄さんが出品した枝肉が金賞を受賞しました。

 南島原市枝肉共励会は、肥育技術の向上と「長崎和牛」の銘柄確立を図るとともに、経営の安定を図り食肉流通のシェア拡大をめざすことが目的です。金賞受賞牛は、枝肉重量494.0キロで、血統は、父=平茂晴、母の父=紋次郎、祖母の父=糸波。格付けはA5、肉質を表すBMS№は9です。

 審査講評で日本食肉格付協会佐世保事務所の鳥淵賢二郎所長は井口さんの出品牛について、「枝肉の全体的なバランスが良く、バラに厚みがあり良い出来だった。チャンピオンにふさわしい枝肉」と評しました。

 金賞受賞牛は、キロ単価2700円(税抜)で取引されました。金賞以下の受賞者は次の通りです。銀賞=伊藤嘉邦、銅賞=井口富雄