レタスの出荷に作業班が活躍
2014-11-18

当JA南串地区営農センター管内で、秋冬レタスの収穫が本格的になりました。昨年1組でスタートした収穫作業班が、今シーズンから2組に増えました。適時収穫、安定出荷で市場の信頼度アップを図ると共に、農家の労力軽減にもつなげようと導入しました。農家に好評で、今後も増員を検討しています。

 山本雄晴部会長ら、南串レタス部会85人が延べ約110ヘクタールで栽培しています。5月下旬までに3600トン(前年比101%)を出荷する計画です。レタスの収穫が始まる10月以降は、収穫作業と並行して苗の定植、肥培管理、病害虫防除などの作業も重なるため、レタス農家にとっては最大の繁忙期となります。天候等によっては収穫のタイミングを逃す可能性もあり、農家は収穫作業班の設置を望んでいました。

 雲仙市南串山町溜水にある篠塚武夫さん(65歳)の約25アールの圃場では、作業員10人が収穫を行っていました。作業員の男性は、「人数が多いと収穫、調整、箱詰めの時間が短縮され、鮮度を保った状態でセンターの冷蔵庫へ運ぶことができる。農家からも喜ばれている」と話していました。

 当センターの佐藤努職員は、「市場の信頼を得るためにも高品質、安定出荷は不可欠。作業班が増え、安定的に出荷することができるようになった。今後も作業班を拡大できるよう努力したい」と話しました。