ディスクロージャー誌2017
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米国は不参加を表明したものの、引き続き11か国で協議を継続しており、加えて別の経済連携協定交渉の動きが見られ、楽観できない状況にあります。維持することができ、昨年に引き続き300億円超の販売高を上げることができました。 (農政)改正農協法が4月1日より施行され、理事等の構成要件等、組織・事業についあいさつ (経済)個人消費の低迷など足踏み状態下で、さらなる増税は景気失速が懸念されることから、消費税増税は先送りされました。また、銀行をはじめ各業界では、生き残りを賭けて組織再編、業界再編がすすめられています。て見直されることになりました。またJAグループが反対してきましたTPPについては、 (農業)4月、熊本、大分両県を中心に多大な被害をもたらした熊本地震では、当JA施設にも一部被害がありました。また、9月には北日本で台風による大雨被害が発生するなど、全国各地で自然災害による農作物、農業用施設等への被害が相次ぎました。当JA管内においても、同様に自然災害の影響を受け、一年を通じて安定した販売事業の維持はできませんでした。しかし、全般的に単価高で推移し、また肉牛および子牛単価の高値をめに、消費地の重点市場に職員を派遣し、市場流通について学ばせスキルアップを図っているところです。記帳代行サービス、婚活事業、農作業支援事業についても継続して取り (経営)第4次中期経営計画および第4次地域農業戦略実践の初年度でした。全国JA大会の決議を踏まえ、特に、「農業所得の増大」「農業生産の拡大」の具体的な実践が求められるJAの自己改革につながると考え、進捗管理を行いながらすすめてまいりました。 総合集荷場を建設したことにより、ブロッコリーを中心に栽培範囲を拡大し、一元集荷による有利販売により広域合併の効果を発揮できるよう努めており、順次品目を増やしております。また、多様化する食に対する消費者のニーズに対応できる販売のプロ育成のた組んでまいりました。 (決算)各事業量につきましては、貯金高、販売高は計画達成しましたが、長期共済保有高は減少し、購買取り扱いも伸び悩みました。しかし、損益につきましては、主要各部門とも計画を達成しており、事業管理費も節減した結果、昨年以上の当期剰余金をあげることができました。 最後に、組合員はじめJA事業にご理解、ご協力を賜りました関係諸団体への深甚なる感謝を申し上げ、平成28年度の事業報告といたします。

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