こぶれタイムズ32号
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つやがあって、グリーンが鮮やかかとがよかよスナップえんどうで食卓に彩りを♪美味旬菜びみしゅんさい取材協力:石いし橋ばし 浩ひろ昭あきさん(南島原市西有家町)vol.24スナップえんどう スナップえんどうを含む“エンドウ”には、実を食べる「実えんどう(グリーンピース)」や、サヤごと食べられる「キヌサヤえんどう」などがあります。どちらも“エンドウ”ですが、中の実だけを食べるのか、それともサヤごと食べるのかで種類が変わってきます。スナップえんどうは、サヤも実も食べることができるので、まさに「一挙両得」な“エンドウ”ですね。原産地はアメリカで、日本には1970年代に導入された品種です。スナックえんどうと呼ばれる場合がありますが、昭和58年に農林水産省が統一名称を定め、正式にはスナップえんどうが正解です。 当JA管内でスナップえんどうが盛んな地域は、南島原市の西有家町や有家町を中心とした東部地区です。同地区では、JA島原雲仙東部スナップえんどう研究会の17名が栽培に取り組んでいます。8月下旬から9月中旬に種を播き、10月下旬から5月の連休明けぐらいまで収穫・出荷します。 今回は西有家町で8㌃を栽培し、東部スナップえんどう研究会の研究会長も務める石橋浩昭さんのハウスに伺いました。今年のスナップえんどうについては「定植時期の台風や、その後も低温が続いたことで生育は遅れている。これから出荷のピークを迎えるので高品質なスナップえんどうを出荷していきたい。今後は、面積をもう少し拡げて、栽培人数も増やしていくことが目標です」と話しました。 サラダはもちろん、炒め物、煮物、和え物など様々な料理に使え、食卓を彩り豊かにしてくれるスナップえんどう。石橋さんにおススメの食べ方を聞くと「シンプルに茹でてマヨネーズで食べるとも美味しかけど、1番は卵とじかな」と教えていただきました。皆さんもスナップえんどうを食べて春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか! 皆さんこんにちは!暖かい陽気な日が続き、本格的に春がやってきました。桜も見ごろを迎えている頃ではないでしょうか。 さて、今回の美味旬菜は豆類についてお伝えしていきたいと思います。当JA管内では、そら豆、いんげんなど豆類の栽培が盛んに行われています。中でも、3月下旬から4月にかけて出荷の最盛期を迎えているのがスナップえんどうです。出荷されるスナップえんどうスナップえんどうの収穫作業 JA Shimabaraunzen Community Paperこぶれタイムズ

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