こぶれ2018年7月号
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 北部基幹営農センター管内では、5月上旬から始まったゴーヤーの出荷が最盛期を迎えています。夏場の農業収入として比較的安定した収入が期待できることから、イチゴ農家を中心に栽培しています。農家は、イチゴの育苗を行いながら8月上旬まで出荷を続けます。 新井直人部会長ら「なんこう栽培しています。3月上旬に定植し、5月20日ごろから出荷を始めました。「育苗の片手間に作業ができるし一定の収入もある。今年産は、今のところ病害虫の被害もなく順調。今後は水の管理と追肥を行いながら8月10日ごろまで出荷を続けたい」と話していました。 農家は収穫後、出荷調整を行い同センターの選果場へ出荷します。選果場で検査を行い関東、関西方面に向けて出荷します。8月上旬までに、5万3,000ケース(3㌔/ケース)の出荷を見込んでいます。センターは「ハウスの温度管理と、出荷調整作業を入念に行い、高品質なゴーヤーを出荷してもらいたい」と話しています。ゴーヤ部会」の部会員80人が、雲仙市、島原市内のハウス727㌃に作付けしています。定植時期は低温などの影響で生育が遅れましたが、その後は好天が続き回復しました。出荷初めは、昨年に比べ数日早い開始となりました。 雲仙市国見町神代の増田孝一さんは、イチゴハウス13㌃で農家と話をする植木健吾職員選果場の様子授粉したゴーヤーの花ゴーヤーの出荷、最盛期北部基幹営農センター管内イチゴの後作として人気最盛期を迎えたゴーヤーのハウス▲ゴーヤーを収穫する増田さん (国見町の増田さんのハウス)6

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