紙芝居で「島原の乱」学ぶ
2021-03-23

女性部南有馬支部の鬼塚美佐子支部長と田中妙さんはこのほど、同支部の部員に向け「島原の乱」を題材にした紙芝居を披露しました。参加者は、地元で起こった一揆の歴史を振り返りました。

 1637年から1638年にかけて起こった島原・天草一揆いわゆる「島原の乱」は、江戸時代における最大の一揆と言われ一揆勢の拠点となった原城は、今も遺構が残されています。2人は、これらの歴史を語り継ぐガイドを務めていて、同町内外からの訪問者とともに原城跡を歩きながら、一揆の様子や禁教令下での庶民の暮らしなどを紹介してきました。その際に使っていた紙芝居を有効活用しようと企画したものです。

 2人が方言交じりに流ちょうな口調で語り始めると、参加者は時折うなずきながら聞き入っていました。「近くに住んでいるのに知らなかった」「紙芝居をもっと広めてほしい」などといった感想が聞かれました。