冬レタスの出荷ピーク
2019-11-27

島原地区営農センター管内で、9月25日から始まった冬レタスの出荷がピークを迎えています。農援隊、収穫作業員らを活用し、適時収穫、適期出荷を厳守しています。日量10㌧を中国、九州管内、近畿方面へ出荷し、来年3月までに1300㌧を出荷する計画です。

 松本隆盛部会長ら50人が35㌶で栽培しています。品種は「インターセプト」、「ユニバースクラシック」など9品種で、栽培地や作型により使い分けています。今年産は、定植が始まる8月中旬に降雨が続いたことで定植に遅れが見られました。生産者がネットを被覆するなどの対策を行ったことで台風の被害は回避できましたが、9月いっぱいは日中の高温と、干ばつの状態が続き品質が不安定になる圃場もあったということです。現在は回復し、品質も向上しています。

 島原市内にある集出荷場では、農家が持ち込んだレタスを検査し、予冷のため真空予冷装置へ搬入しています。センターは、「出荷始めは品質が安定しなかったが、現在は高品質なレタスを出荷できている。出荷量が多い時も品質管理を怠らず、引き続き気を引き締めて栽培して欲しい」と話しています。