アスパラガスの出荷協議会を開催
2020-02-27

南西部アスパラガス部会はこのほど、生産概況や出荷規格などについて確認しようと南島原市加津佐町内で2020年度産の出荷協議会を開きました。今年度産は①計画的継続出荷と共同選果による品質・数量の安定化②消費者ニーズに合わせた商品づくり③市場との綿密な情報交換による連携などを販売方針として申し合わせました。10月いっぱいまで出荷を続けます。

 レギュラー品の他、太物のアスパラガスのみを化粧箱に詰め合わせたギフト向け商品「王様アスパラ」と、調理の手軽さを前面に出した「ミニアスパラ」の安定販売にも力を入れる計画です。出荷計画は、レギュラー品で160.0㌧(前年比100.3%)、「ミニアスパラ」で10.65㌧(同99.3%)です。

 昨年度産の優良出荷者表彰があり、南島原市加津佐町の多比良豊徳さんら4人が表彰されました。多比良さんは生育旺盛な株を育成し、ハウス内が高温になる夏場にあっても充実した親株を維持し続け反収を伸ばしたことなどが表彰理由でした。以下は、2位=園田直也さん、3位=綾部誠さん、躍進賞=永野定信さん。

 会議終了後、目揃い会があり生産者、当JAの担当者らが出荷規格などを確認しました。