農大生農家派遣研修が終了
2014-11-05

長崎県立農業大学校が長崎県内の農家に同校の学生を派遣する「平成26年度農家等派遣研修(2年生)」が終わりました。雲仙市吾妻町の「雲仙市ふるさと会館」、南島原市有家町の「ありえコレジヨホール」の2会場でそれぞれ10月30日、終了式が行われました。

 農家等派遣研修は、同校の農業後継者育成並びに農村地域の指導者の養成教育の一環として、農家と学生が農作業や生活を共にしながら、農業技術と人間性、社会性を習得させ、地域農業の担い手や農村地域の指導者を育成することが目的です。10月1日から30日間、雲仙市、島原市、南島原市内で野菜・果樹・畜産等を営む農家で農業技術などを学びました。

 雲仙市ふるさと会館には、研修生13人をはじめ、受入農家、農業大学校、島原振興局、当JAなど約35人が出席しました。畜産学科2年の村岡宗峰さん(20)は、「はじめは不安を感じることもあったが、受け入れ先の皆さんに親切にしてもらい助かった。学んだことを今後に活かしたい」などとお礼を述べました。

 村岡さんを受け入れた雲仙市千々石町の荒木大作さん(47)は、「就職すると聞いているが、いずれは牛飼いになるという事なので今後も頑張って欲しい。いつでも遊びに来て欲しい」と激励しました。