営農

 

 
 営農部では、組合員の営農活動がより効果的に行われる事を目的として、
営農指導を行っています。指導事業は直接収益を産み出す事業ではありませんが、
JAのこのほかの事業である販売、購買、信用、共済などの事業のかなめです。
 営農指導事業は、農家の営農を指導し、改善が必要な場合は改善し、
農業生産力の維持向上をはかっていくJAの事業の中でも最も重要な事業です。
 
 販売事業は、農家が生産した農産物を共同で販売する事業です。
農産物は、天候に左右されるとともに季節的生産物であると言えます。
また、貯蔵のきかないものが多く、最近では外国からの輸入量増加にともない、
需要と供給のバランスが崩れ、価格は常に変化し不安定になりやすいという現実があります。
JAでは、農産物価格を安定させるため消費者ニーズを踏まえた計画的な生産、
出荷を行い、市場で有利な販売ができるよう努力しています。

 また、近年消費者の農畜産物に対する安全指向が強まっています。
その声に応えるため、JAグループは一体となって、生産履歴の記帳をはじめとする
安全性の確保対策や消費者とのコミュニケーションの促進を通じて、消費者に信頼される
安全・安心な国産農畜産物の生産につとめています。