こぶれタイムズ39号
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特別栽培米とは 農林水産省が策定した「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米のことです。このガイドラインは、無農薬や農薬の使用を節減して栽培された農産物への消費者の関心の高まりにともない、施行されたものです。特別栽培米の基準は、そのお米が生産された地域の慣行(その地域で一般的に行われている農薬及び化学肥料の使用)レベルに対して農薬が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下で栽培されたお米を指します。 こんにちは。冬号の「こぶれタイムズ」は、雲仙市吾妻町にある雲仙カントリーエレベーターを訪ねました。お米の収穫が最盛期に当たる10月は、同施設も同じように1年で最も忙しい時期になりますが、年が明けると少し落ち着きをみせます。お話しを聞いたのは、JA島原雲仙西部基幹営農センター販売流通課の町田大輔カントリー長(以下、町田さん)です。 雲仙グリーンロード沿いにあるこの施設は、1996年に建設されたものです。近寄ってみると、こんなに大きいです。ここには10月上旬から10月末まで、雲仙市吾妻町、愛野町、千々石町内で栽培された「ヒノヒカリ」、一般の「にこまる」、特別栽培米の「にこまる」、「ヒヨクモチ」、飼料用米を受け入れます。10月20日ごろが受け入れのピークとなり、1日に約200㌧を受け入れるということです。 この建物の裏にあるのが、お米を貯蔵するサイロです。サイロ1基あたり300㌧のお米を貯蔵できますが、ここにはそのサイロが10基も建っています。サイロに貯蔵したお米は随時、調整、袋詰めを行い低温倉庫で保管されます。JA全農ながさきからの出庫要請を受け、低温倉庫から出荷しています。 今年産のお米の出来について町田さんにお話しを聞きました。「去年は育苗期に干ばつがあり、その後は8月中旬から長雨が続いたため日照不足となった。悪条件が重なり、やや小粒となったものの、農家の努力により食味は良好に仕上がっている」とのことです。10月は、農家のお米を預かり夜間に乾燥を行うため、とても忙しくなるということです。しかし「お米には特別な力があるというか、カントリーへお米を持って来られる農家の晴れやかな笑顔を見ると、こちらも嬉しくなり頑張らなくてはと思う」と町田さん。「今年産からは『なつほのか』の受け入れも始めるので、ぜひ利用してください」とPRも忘れません。最後に町田さんに質問、「好きなお米料理は何ですか?」「炊きたての白米です! 特に新米は美味しか。炊飯器のフタを開けた時の湯気と香り、たまらんですね♪」この建物の裏側にサイロがありますお米を貯蔵するサイロ籾を玄米にする機械です町田カントリー長▼炊きたての白米は最高ばい!取材協力:JA島原雲仙雲仙カントリーエレベーター(雲仙市吾妻町)美味旬菜びみしゅんさいvol.31特別栽培米「にこまる」こんなに大きいんですよ~

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