こぶれタイムズ47号
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vol.39秋冬ダイコン JA Shimabaraunzen Community Paper取材協力:大根洗浄選別施設(島原市大手原町)大根洗浄選別施設収穫したダイコンをコンテナに入れて持ち込む高圧洗浄機で洗われたダイコンを確認する受付で生産者名と圃場を登録するセンサーカメラで1本ずつ計測コンテナごと洗いにかける検品作業栽培体系をリレーしスムーズ、平準出荷を目指す 当JA島原地区営農センター管内で、11月上旬から秋冬ダイコンの出荷が始まっています。2月末までは秋冬物を出荷し、3月から春物へとリレーします。5月末までに12,000㌧を出荷する計画です。現在出荷している秋冬物は、10月中旬に播種した物で、1日10万本を選果しています。 山口茂樹部会長ら当JA島原大根部会78人が、秋冬、春物を合わせると約130㌶で栽培しています。令和3年度産は、収穫時期の集中を避けるため、部会全体で計画的な作付けに取り組みました。8月の長雨、9月以降の干ばつでかん水作業に追われましたが、10月播種分からは品質が安定し、年明けからは順調に生育しています。 島原市大手原町にある当JA大根洗浄選別施設では、約50人の作業員が1日あたり10万本を選果しています。収穫したダイコンは約500本入るコンテナに入れ同施設に運ばれます。高圧洗浄機で洗浄し、その後手作業で確認し、1本1本センサーカメラで計測、選別し箱詰め、梱包まで進みます。そのまますぐに運送トラックへ積み込み、主に京阪神、中国方面へ出荷します。現在はL・2Lサイズを中心に、日量10,000ケース(1箱12㌔)を出荷しています。 センターは、「これから冷え込みが心配されるが、適期収穫を図り計画的な安定出荷を行い有利販売に努めたい。労災事故や体調管理にも気をつけている」と話しています。こぶれタイムズ美味旬菜びみしゅんさい

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