こぶれタイムズ48号
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トニミトの花vol.40ミニトマト JA Shimabaraunzen Community Paper取材協力:野の中なか 真ま琴ことミニトマトの生育を確認する野中さんたわわに実ったミニトマトマミニトマトがピークを迎える 当JA西部基幹営農センター管内で、昨年10月から始まったミニトマトの出荷が、全体の出荷量の半分以上を折り返し、ピークを迎えました。6月下旬までに630㌧、販売高は3億4,500万円を目標に出荷を続けています。 当JA西部ミニトマト部会の13人が464㌃で栽培しています。3月末現在の出荷量は254㌧(前年同期比82%)、販売高は1億5,300万円(同85%)です。同センターは「出荷終わりまで、目標達成を目指していきたい」と話しています。 雲仙市千々石町の野中真琴さん(39)は、ハウス18㌃で栽培し、3月の出荷日量は10㌃当たり500パック(1パック200㌘)前後を出荷しています。春先になると出荷ピークとなり、出荷量も10㌃当たりの日量が2,500パックまで増えるといいます。野中さんは、「定植後から高温に悩まされた。花芽の付きが悪かったなど影響も出て出荷がやや遅れたが、その後は徐々に持ち直した」と話し、「娘が通う幼稚園にミニトマトを差し入れた。給食のミニトマトは残すが、うちのトマトは食べてくれると聞いた。これからも、子どもたちが食べてくれる美味しいミニトマトを作っていきたい」と話しました。 雲仙市吾妻町にある当JA総合集荷場では、約11人の作業員が1日当たり1万2,000パックを選果しています。収穫したミニトマトはコンテナに入れ同集荷場に運ばれます。手作業で選果、選別しパック詰めを行い、主に関東方面へ出荷します。 同センターの宮崎一課長は、「今後は、コナジラミ等の発生が増えてくるので、予防的防除を徹底し6月いっぱいまで収穫できるようにしたい。部会員には、過熟にならないよう適期収穫を行うなど品質管理を徹底していきたい」と話しています。さん(39)(雲仙市千々石町)こぶれタイムズ美味旬菜びみしゅんさい

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