こぶれ2017年8月号
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3カ年の中期経営計画実践の2年目になります。中期経営計画実践1年目の進捗状況をふまえ、この計画を確実に実践することが、国が求めている「自己改革」につながるものと考え、危機感をもって取り組んでまいります。 昨年度よりスタートした「第4次地域農業戦略」においては、「日本一元気な産地の実現」をスローガンに、農業所得の増大と農業生産の拡大、多様な担い手育成と活力ある産地づくりに取り組んでいるところでございます。 平成28年度の販売取扱高につきましては、前年度を上回る過去最高の306億8,600万円の実績となり、2年連続で300億円の目標を達成できましたことは、ひとえに組合員皆様のご協力の賜と心より感謝申し上げます。 今年度においても、「第4次地域農業戦略」を着実に推進するため、具体的な行動目標を定め積極的に事業展開してまいります。また、総合集荷場並びに真空予冷施設の稼動に伴い、広域的な産地拡大を目指すとともに、労働力支援につきましては、「農援隊」と併せて国家戦略特区での「外国人材」派遣に取り組み、地域農業の維持と規模拡大を推進いたします。販売面においては、「マーケットイン」を念頭に重点市場と連携を強化し、将来に向けての人材育成と契約的取引の拡大等農家所得の安定向上に努めてまいります。 当JAの役割は、「農」との関わりを通して島原半島を元気にすることです。島原半島約13万人余の皆様のそれぞれの求めに応えていくことが、JAの存在を高めることになり、「JAは地域の核」として認知していただけることになります。 農協改革がすすむ中、総合事業を継続し島原半島の農業および経済の活性化の中心的役割を担うJAとして、また地域共同体として今以上に信頼される存在になることを目指し、できることから役職員一丸となり取り組んでまいります。 今後より一層の、ご利用ご支援を賜りますようお願い申し上げます。 最後に、皆様のますますのご健勝、ご多幸をお祈りし、就任の挨拶とさせていただきます。平成29年8月 5

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