こぶれ2018年7月号
5/20

象により農作物の生産にとっては厳しい1年でした。一方、販売面においては、秋冬野菜を中心に全国的な供給不足となり単価高が続いたことで、秋冬ダイコンやイチゴ等の販売額が増加しました。その結果、販売品取扱高は3年連続で300億円を超えることができました。 信用事業は貯金残高1,619億円となり計画を達成しましたが、貸付金は275億円とわずかに至りませんでした。共済事業は、長期共済保有高が減少傾向にあるなか、早期取り組みにより総合推進ポイントでは計画を達成いたしました。購買品供給高は前年並みで推移し、全体としては、昨年以上の当期剰余金をあげることができ、将来の経営安定に備える目的積立金の充実も図ることができました。農家の労力軽減と所得増大販売力強化と産地発展を図る 農業生産の現場では、就農人口の減少と後継者不足、農家の高齢化が同時進行し、地域農業の維持・継続が深刻な問題となり、JAの事業にも影響が懸念されています。また、農政面においては大筋合意された TPP11協定が発効された場合、農家経営、農業関連事業の収支に大きな影響が出ることが想定されます。 当JAは、これらに対応していくためJA全国大会で掲げた「農業所得の増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の3つを軸として、当 JAのスローガンである「ぬくもりのある信頼づくり」の輪を広めるべく、事業を進めてまいります。 厳しい時代を生き抜く人材を育てるため、また法令等を遵守する職員を育てるため教育活動にも力を入れてまいります。水田勇さんら4人が議長団に  中川實美さん(国見)、井上茂さん(南串)、水田勇さん(北有馬)、平川治義さん(布津)の4人が議長団に選出され、議事の進行を行いました。提出議案第1号議案 平成29年度事業報告及び剰余金処分案承認の件第2号議案 平成30年度事業計画設定の件第3号議案 平成30年度理事及び監事の報酬支給額決定の件第4号議案 固定資産取得・処分の件第5号議案 JA出資型農業法人(JA子会社)設立の件第6号議案 定款の一部変更の件第7号議案 信用事業規程の一部変更の件第8号議案 監事監査規程の全部改正の件第9号議案 社団法人ジェイエイバンク支援協会からの脱退の件第10号議案 平成30年産米麦等のバラ検査及び抽出検査に関する権限委任の件附帯決議中なか川がわ 實さね美よしさん(国見支店)井いの上うえ  茂しげるさん(南串支店)水みず田た  勇いさむさん(北有馬支店)平ひら川かわ 治はる義よしさん(布津支店)議長を務めていただいた皆さん議事を進行する議長団の皆さん5

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る