こぶれ2018年11月号
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 佐世保市の佐世保食肉センターで9月20日、第12回「食べてみんね!」長崎和牛枝肉共進会(佐世保食肉センター主催)が開かれました。県内5JAから黒毛和種去勢45頭、同メス5頭が出品されました。雲仙市千々石町の小川博信さんが出品した枝肉が、金賞を受賞しました。 生産者の肥育技術の向上を図り、経営安定に役立てること、購買者への安定供給、消費拡大に努め、「長崎和牛を佐世保から全国に発信しよう」「食べてみんね!」を合い言葉に、生産者と関係機関が一体となってブランド確立に努めることを目的に開催されています。 金賞受賞牛は、月齢30ヶ月の黒毛和種去勢牛で、枝肉重量は576・5㌕。血統は、父=幸紀雄、母の父=隆之国、祖母の父=安福久。格付けはA5、肉質を表すBMS№は12という素晴らしい結果でした。 褒賞式で日本食肉格付協会の石原英樹所長は、「金賞牛は、肉の色も鮮やかで光沢も良好、サシもキメ細やかで素晴らしい枝肉だった。メスについては、やや管理不足の面が見られた。今後も長崎和牛のさらなる向上に向け努力して欲しい」と講評しました。 金賞受賞牛は、褒章式の後セリにかけられ、259万4250円(キロ単価4,500円)で取引されました。金賞以下の受賞者は以下の通りです。▽銀賞=木戸輝男(島原雲仙)、小川厚(長崎西海)▽銅賞=中村勝利(長崎西彼)、㈱中村畜産(長崎西彼)第12回「食べてみんね!」長崎和牛枝肉共進会小川博信さんが金賞を受賞 木戸輝男さん銀賞▲銀賞を受賞した木戸さん▲泉組合長も受賞者を祝福▲セリにかけられる金賞受賞牛▲金賞を受賞した小川さんと枝肉当JA大健闘!4

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