こぶれ2018年1月号
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 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、新たな気持ちでお健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。 また、日頃より本組合の事業活動・運営に対し、特段のご理解とご協力を賜り、心から厚くお礼を申し上げます。 平成31年の年頭にあたり新年のご挨拶を申し上げます。  昨年は、全国各地で台風や集中豪雨・地震など自然災害が多く発生し、甚大な被害が発生しました。被害にあわれた皆様に対し心よりお見舞いを申し上げます。 さて、国内においては戦後最長の景気拡大期を迎えたとの観測もありますが、米中の貿易摩擦や欧州の政治的混乱など、先行きの見通しが立たない状況であります。 また、管内農業においては春先の馬鈴薯やトマト等の価格低迷、夏場の異常高温などによる作付け不良や、秋野菜の価格暴落など、近年にない厳しい状況で進んでまいりました。何とか現状を修復すべく生産現場・JA・関係機関一体となって、販売高の回復に取り組んでいるところであります。 迎えた新年は、「農業所得の増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を基本目標とした3ヶ年の中期経営計画の見直しの年度を迎えております。これまでの進捗状況をふまえ、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、更なる自己改革の実現に挑戦してまいります。 また、平成28年度から5ヶ年計画で進めている「第4次地域農業戦略」において、「日本一元気な産地の実現」をスローガンに、「農業所得の増大と農業生産の拡大」「多様な担い手育成と活力ある産地づくり」に取り組んでいるところであります。 昨年は、大根や馬鈴薯およびミカンの選果機更新など、各地区の集出荷施設の充実に努めてまいりました。施設整備により、生産者の作業効率向上や労力の軽減、高品質で安定した生産物の確保による販売額の増大などが期待されます。 また、不足している農作業労力の支援体制充実強化の為に、農援隊や収穫作業班の他に、外国人労働者雇用による支援体制構築を進めているところです。 今後も尚一層の産地体制の強化を図り、農業経営の安定向上に努めてまいります。 一方経済事業としては、引き続き予約取扱い拡大や物流コスト低減により生産資材の価格を抑え、生産コスト削減を目指してまいります。 信用事業においては、地域密着の金融機関として皆様のニーズに応え、信頼される事業を展開してまいります。 また、共済事業においても、皆様のくらしを守るために「ひと・いえ・くるま」の総合保障の充実を提案してまいります。 今年も各事業を通じて、当JAの経営理念であります「ぬくもりのある信頼づくり」を念頭に、私ども役職員一丸となって取り組んでまいりますので、皆様方には農業・JAを取り巻く現状をご理解頂き、JA事業への更なるご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。 結びに、この一年が皆様にとって、明るい希望あふれる一年になりますよう心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。平成31年1月 2019甲 斐 勝 昭山 本 幸 彦酒 井 光 則江 島 敏 彦中 村 修 治伊 﨑 勇喜雄相 川   勲中 村 博 己金 子 次 吉隈 部 政 博上 田 重 則吉 村 信 幸栗 原 将 史村 上 正 子中 村 保 子 代表監事本 田 裕 章 常勤監事富 岡 廣 道 監  事稲 田 秀 徳山 本 栄 一白 倉 健 吉中 村 康 弘他職員一同3

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