こぶれ2018年1月号
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 もし今日が人生で最後の夕食だとしたら、皆さんは誰と一緒に何を食べたいですか。ハンバーグ? ステーキ? オムライス? きっととても迷うことでしょう。しかし、私は決まっています。この想いは忘れることも変わることもありません。10年間変わったことがありません。私は曽祖母とおにぎりを食べたいです。 10年前……私が4歳だった頃の夏休み。曽祖母と扇風機の風で涼みながら、アイスを食べていた時のことです。 「ねぇねぇ、ひいばあちゃん。もし、今日の夜ごはんが最後の夜ごはんだとしたら……ひいばあちゃんは誰と一緒に何を食べたいなって思う?」と聞きました。すると曽祖母は少し困った顔をした後、私にほほえみながらこう答えてくれたのです。 「う~ん……。そうだねぇ。私はやっぱり、ゆうちゃんと、おにぎりを食べたいなぁ」想定外の答えが返ってきて目を丸くする私を見て笑っている曽祖母。 「最後の夜ごはんだよ。おにぎりでいいの? お肉とかじゃないの? 私はお肉がいいなって思ってたんだよ」私と一緒に食べたいと言ってくれたのは嬉しくて、理由を聞くのは恥ずかしくて聞けなかったけれど、思い出のおにぎり南島原市立布津中学校3年 松尾 優里 第43回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールには、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。当JA管内の応募総数は、作文62作品、図画534作品の合計596作品の応募がありました。10月に県の審査会が開かれ、下記の通り入選作品が決定しましたのでお知らせします。 本誌では、その中から全国コンクールに推薦された作品について紹介させていただきます。県審査結果発表 作文・図画コンクール県知事賞長崎県農業協同組合中央会会長賞Ⅰ部「南串のお米はとってもおいしいよ」雲仙市立南串第二小学校3年 井上 結愛4

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