こぶれ2019年3月号
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福ふく田だ 真ま希き(口之津支店管理金融課)福 田 こんにちは。今日は、どんな作業をしていますか?大久保 こんにちは。今日は、牛舎の床の入れ替えと草切りをしていました。福 田 牛は、繁殖牛ですか?大久保 全部、繁殖です。今は、親牛が49頭と子牛が30頭います。福 田 子牛は全て子牛市に出荷しますか? 肥育もなさいますか?大久保 全部、出荷します。以前は肥育もしとったですけど、今はしてないです。福 田 子牛は、生まれるまでに何ヶ月かかりますか?大久保 人間とほぼ一緒です。福 田 これまでに、「これは感動的だったなぁ」と思うような出産シーンってありますか?大久保 毎回ですね。子牛を可愛がっている親牛の姿を見ると感動します。ばってん、その逆もあって、全然可愛がらん親牛もおるとです。福 田 子牛は、1日に何㌔くらいのエサを食べますか?大久保 3ヶ月まではミルクで、1日5㍑くらい飲みます。エサは、ちょこっとつまむ程度です。だんだん大きくなってくると、一番食べる頃は1日4~4・5㌔の配合飼料と牧草を食べます。福 田 生まれてから、何ヶ月で出荷しますか?大おお久く保ぼ 和かず仁ひとさん 南島原市口之津町 口之津地区は、温暖な気候を生かした早掘りの春バレイショを中心に、野菜、果樹、畜産、稲作などを合わせた複合経営が行われています。畜産では、管理技術の向上と高育種価優良牛の生産に力を入れていて、市場性の高い子牛、肉牛の生産を促進しています。大久保さんは、昨年9月に開催された「島原雲仙農協・3市和牛共進会」において、経産牛の部で第一位に輝いたという実績の持ち主です。今後の抱負などについて、口之津支店管理金融課の福田真希職員がリポートします。【口之津支店】No.179後を継いで気付く親父の偉大さ。その背中に追いつけるようにひたむきに頑張るだけです――支店対話室SHITENTAIWASHITSUリポーター今月の生産者はこの方!8作文・図画コンクールに孫の作品が掲載されていると、読者の友人が持ってきてくれました。「思い出のおにぎり」でした。(南島原市のゴルフ大好きじぃじぃさん)「思い出のおにぎり」は、最後の数行でポロッと涙がこぼれるような、素晴らしい作文でしたね。ゴルフ大好きじぃじぃさんの遺伝子かな?

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