こぶれ2019年4月号
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 西部基幹営農センター管内で、昨年10月上旬から始まったミニトマトの出荷が、全出荷量の約半分を出荷して折り返しました。センターは3月14日、部会員らを集め中間検討会を開き、6月下旬までの残り約4ヶ月間の出荷計画や、圃場管理などについて検討しました。木戸強部会長は、「今後はハウス内の気温も高くなるので高温対策に気をつけて欲しい。出荷量はもちろん、高品質な物を出荷できるよう頑張ろう」と呼びかけました。 島原農業高等学校で2月26日、2018年度農業後継者激励会が開かれました。就農予定者10人を先輩農業者、学校関係者、関係自治体、当JAらが激励しました。卒業後は、家族と一緒にトマト栽培をするという同校農業科学科3年の吉村幸城さん⒅は、生徒を代表して「農業情勢は厳しい状況の中にあるが日々精進していきたい。それぞれの目標や夢を実現し、半島農業の発展のため頑張っていきたい」とお礼の言葉を述べました。 東部基幹営農センターは、完熟したデコポンをさらにPプラス(鮮度保持袋)で包装して出荷し、他産地との差別化を図っています。4月いっぱいまでに15㌧を出荷する計画です。南島原市有家町の選果場では、光センサーでデコポンの糖度、酸を計測し、基準を合格した果実は、さらに従業員によって果実の色やキズの有無などを検査します。葉付きの果実、果実のみ、それぞれにPプラス袋で包装し、箱詰めを行い出荷しています。 営農部は3月7日、本店で労力支援研修会を開きました。営農センター長や営農指導員らと労力不足問題などについて危機意識を共有しようと計画し、関係職員、島原振興局ら60人が参加しました。JA全農おおいた園芸部から講師を招きました。講師は、「大分県における労働力支援の取組み」と題して、労働力支援が新規就農者支援につながり、地方創生・自給率向上に波及すると講演しました。農家民泊の事例も発表がありました。販売高3億を目指して半島農業の発展のために頑張る!Pプラスで鮮度保持労力不足問題を共有こげんことのありました!NEWS島農で農業後継者激励会西部ミニトマト部会が中間検討会営農センター長や営農指導員が研修他産地との差別化を図り有利販売へお礼の言葉を述べる吉村さん「3億目指して頑張りま~す!」Pプラスデコポンの出荷調整が進む選果場講演を聴く職員ら12特ちゃんトマトは、スーパーに置いてありますか? 南島原市内で購入所があれば知りたいです。(南島原市のあっこしゃんさん)「特ちゃん」は主に贈答用のため通常は置いていません。南島原市のふるさと納税の返礼品として扱われています。当JAのHPにもあります。

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