こぶれ2019年8月号
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 北部基幹営農センターは6月18日、雲仙市国見町にある国見支店で、令和元年度産ブロッコリーの栽培講習会を開きました。秋穫りブロッコリーの播種を目前に控え、農家の意識統一と栽培技術の指導、徹底を行おうと企画しました。 比較的価格が安定している、軽量で扱いやすいとして北部地区の農家にも浸透しました。年々栽培面積が広がり、平成29年度産の取扱高は4,476万円、30年度産では8,243万円と右肩上がりに増加を続けています。 講習会には、雲仙市国見町、瑞穂町内の農家40人とJA、島原振興局、種苗会社、資材メーカーなどが集まりました。センターが販売状況などについて報告したあと、種苗会社、島原振興局の職員が説明を行いました。営農部は、栽培がしやすく省力化が可能として、1月から3月の冬穫りを中心に作型を組み合わせるよ ブロッコリーはこれまで、雲仙市吾妻町、愛野町などで盛んに栽培されてきました。雲仙ブロッコリー部会は、平成25年に販売高5億を突破、以降は毎年のように記録を更新してきました。10数品種をリレーして栽培し、氷詰めすることで高温期も安定した品質で出荷します。平成30年度産は、部会員52人が約160㌶に作付けし、初めて7億円を達成しました。南部、東部地区でも作付けが拡大し、JA全体としては5月末で10億の大台を突破しました。う指導しました。このほか、出荷計画に基づく出荷を徹底するため、出荷申込書の提出を義務づけました。 浅野賢勝センター長は、「センター管内でも年々、面積が増えている。総合集荷場での一元出荷となるため規格・品質を統一したい。高品質なブロッコリーの生産、出荷を行い、農家の所得向上につなげたい」と話しました。ブロッコリー年々増加 北部地区で栽培講習会を開催栽培技術を徹底し高品質出荷を▲農家40人が参加した北部地区の講習会▲作付けが広がるブロッコリー▲自動でブロッコリーを氷詰め (雲仙市吾妻町の総合集荷場)栽培講習会で農家の意識統一を雲仙ブロッコリー部会も躍進を下支え5クロスワード、それから表紙、三軒茶屋ニコさんの「みどりの風」。同世代として戦前・戦中・戦後と、共感する事多々あり。(雲仙市の竹馬徹さん)いつもご愛読くださり、ありがとうございます。ニコさんのコラムは、おばさんも大好きです。もっとたくさん読みたいくらいです。

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