こぶれ2019年10月号
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 南部基幹営農センターは9月11日、南島原市内で大雲仙みかん部会の出荷協議会を開きました。9月下旬から始まる極早生温州ミカンの出荷を間近に控え、部会員の意識の統一と高揚を図るのが目的です。荒木昭一部会長は、「盆前は干ばつ、盆過ぎは多雨と管理の難しい年となった。9月に入り晴天が続いているが、マルチ被覆の強みを活かし、開閉などで水分調整を行いながら糖度向上を図っていきたい」と挨拶しました。 JA本店で9月3日、いちご部会連絡協議会の役員会がありました。昨年産の生産、販売実績を反省、検討し、今年度産につなげるのが目的です。当JA全体で、出荷量6,000㌧、販売高は協議会設立以来初となる75億円の大台突破を目指すことを誓いました。金子初夫会長は、「会員の技術向上により品質がアップした。作型分散により平準出荷ができた。『恋みのり』への転換も増えた。今年産にも期待したい」と挨拶しました。 ミカンの出荷協議会を開催6,000㌧、75億円の大台突破へこげんことのありました!NEWSマルチ開閉で水分調整し糖度アップをいちご部会連絡協議会を開催「甘くて美味しかミカンを出しましょう」「協議会初の75億円突破を目指そう!」12島原半島は何が有名なのか。聞かれて困ることがあります。誰にでも自慢できる作物も欲しいです。(南島原市のミーの主人さん)雲仙ブロッコリーは今年、日本農業賞を受賞しました。イチゴは、長崎県全体の7割以上を出荷しています。東部地区の高級柑橘も有名です。 大雲仙ばれいしょ部会は8月27日、南島原市加津佐町で2019年春作産の出荷反省会を開き、数年続いた出荷量、販売高の低迷が、回復傾向にあることを報告しました。11月の稼働を目標に準備を進めている小型選果機の更新と、外国人雇用制度の確立を足がかりに、産地の巻き返しを図ろうと申し合わせました。酒井光則部会長は、「厳しかった昨年に比べ、何とか乗り切った。単価の向上を期待しつつ頑張っていこう」と述べました。 島原地区営農センターは9月4日、島原市内で令和元年度のハクサイ、レタスの栽培講習会を開きました。豊作傾向でありながら単価安に終わった前年度を反省し、生産コストの低減と収量アップ、選果選別の徹底による品質の向上に努める事などを申し合わせました。島原市白菜部会の森恵一部会長は、「昨年度は、数量は前年をオーバーしたが厳しい販売となった。講習会を実りあるものにし、良品出荷に力を入れよう」と挨拶しました。 量・販売高とも回復傾向コスト低減と収量アップ、品質の向上を大雲仙ばれいしょ部会の反省会島原でハクサイ・レタスの栽培講習会挨拶をする酒井部会長挨拶をする森部会長

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