こぶれ2019年11月号
12/20

 有明西瓜部会と同白菜部会は合同で9月26日、出荷反省会と栽培講習会を開きました。大玉スイカ、大玉抑制スイカは過去最高の販売単価を記録、一方でハクサイは秋冬、春物とも価格が低迷した事などを報告しました。今後も継続して高品質な農産物を出荷し、消費地での信頼を得ながら、農家手取りの向上を目指そうと意識を統一しました。有明西瓜部会の山﨑義行部会長は、「暖冬の影響で、農家に負担のかかる年だった。どちらも品質の良さでは定評があるので、今年産も良い品を出荷できるよう頑張ろう」と話しました。 南島原市内で10月3日、令和元年度島原半島地区青年農業者連絡協議会意見発表大会が開かれました。「国産パプリカへの挑戦」というテーマで発表した瑞穂町青年農業者連絡協議会に所属する内田悠生さん㉔が最優秀賞に輝きました。その他の受賞者▽優秀賞=山本貴秀(吾妻町青年農業者連協)、柴崎悠稀(国見町青年農業者連協)、前田亮(三会4Hクラブ)、酒井勇輝(島原市安中4Hクラブ)、林田壮弥(千々石町農業研究会)有明西瓜部会・白菜部会が合同で開催内田さん、最優秀賞を受賞こげんことのありました!NEWS出荷反省会と栽培講習会で意識統一来年2月開催の県大会へ挨拶をする山﨑部会長最優秀賞に輝いた内田さん(㊨から3人目)12秋のナスの枝に大きなイモムシ、ギャ~! 以後、ナス穫りは旦那担当に。ナス好きなので、やっぱり苗買っちゃいます。(南島原市のおでんのチビ太さん)「はらぺこあおむし」という可愛いキャラクターをテレビや絵本で見ますが、本物はお世辞にも可愛~い♪とは言えんですよね。 島原農業高校(前田達彦校長、386人)が、みらい就農者育成プロジェクト「島農若葉の会」を組織し、結成式を行いました。同校が主催し、県、3市、農業大学校、JAなどが協力し応援していきます。出席者から祝いの言葉や激励を受け、農業科学科3年の本田憲正さんが、「卒業後は農業大学校に進学後、就農する予定。島農若葉の会の皆さんとの絆を深め、半島農業のために力を発揮できるよう頑張りたい」とお礼を述べました。 布津地区営農センターで10月に入り、秋作産ゴーヤーの出荷が本格的になってきました。春作産も含め、11月末までに8万ケース(1箱3㌔/前年比103.8%)を出荷する計画で、販売高では初めて1億円突破を目指します。出荷が増え始めた9月上旬からは、同センターで共同選果を行い農家の負担軽減に一役買っています。高柳剛センター長は、「随時、作業員間での目揃いを行うなど品質検査を徹底し高品質なゴーヤーを出荷して農家の手取り向上に繋げたい。今後も共同選果を推進していきたい」と話しています。就農者育成会を結成ゴーヤーの共同選果順調“考動力”のある人材の育成へ農家の負担軽減と品質向上に一役お礼の言葉を述べる本田憲正さん「きちんと選別しよりま~す」

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る