こぶれ2019年12月号
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私は畑を見るのがとても大好きです。ダイコン、ニンジン等が美しく並んで育っているのを見ると、すごいなと思います。(島原市の園田弘恵さん)園田さん。同感です。野菜畑は、本当に綺麗ですね。でも、それは農家の皆さんの苦労があってからこその美しさ、ですね。感謝したいです。ミニトマトの規模拡大 田中さん親子は、ミニトマト 114㌃を栽培する施設園芸専業の農家です。一喜さんによると、「親の代はジャガイモやミカン、養豚を中心とした経営だった」ということです。昭和50年ごろ、プリンスメロンの栽培に着手したことが、施設園芸を始めるきっかけとなりました。平成元年に、ミニトマトの栽培を始めたということですが、導入時の面積は10㌃でした。その後、徐々に面積を拡げ、現在は県内トップクラスの規模にまで成長しています。省力栽培へ先進技術を導入 作業の省力化を図るため、授粉作業にマルハナバチを導入したほか、「統合環境制御技術」にも取り組んでいます。この技術は、草の勢いをコントロールする技術の一部で、ハウス内の光、温度や湿度、炭酸ガス濃度といった植物の生育に関わる環境因子を、より最適な環境になるようコントロールし光合成能力を高めるというものおめでとう ながさき農林業大賞雲仙市千々石町 田中一喜・将太さん 地域の特性を活かした先進的な農林業を展開し成果を上げている農林業者等が、誇りを持ち今後の活動の励みとなるよう表彰する2019年度の「ながさき農林業大賞」に、当JA管内の田中一喜さん、将太さん㊱親子が選ばれ、最高賞に当たる農林大臣賞及び県知事賞を受賞しました。4

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