こぶれ2020年3月号
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林田部会長と中村指導課長▲▲日量30㌧を処理するタマネギの風乾庫▲出荷計画や要領などについて検討した出荷会議 南部基幹営農センター管内で早生タマネギの出荷が本格的になってきました。今年度産から新規に風乾庫を導入し、小型選果機の更新も行っています。適期収穫、共同選果、施設の有効活用により高品質なタマネギの出荷につなげます。 風乾庫の処理能力は日量30㌧です。天日乾燥用の大型ビニールハウス2棟と合わせ、曇天時などのタマネギの乾燥に力を発揮します。南島原市加津佐町にある特産センターは、「曇天、降雨が続くとビニールハウスでは風乾処理に時間がかかり、同時に腐敗等の心配も出ていた。風乾庫の導入によりリスクの軽減につながる」と期待しています。 今年産は、「スーパーアップ」「貴錦」「早生浜豊」などを中心に合計130㌶に作付け。8月下旬の降雨により播種が遅れたものの、その後の天候の回復により発芽。定植後も、おおむね順調に生育しました。特に12月以降は、適度な降雨と極端な気温の変化がなかったことが奏功し、例年以上に生育良好となっています。昨年度産と比較すると抽苔や分球、裂球といった下等級品の割合も少なく、収穫時期も前進して、一部の地区では1月下旬から出荷が始まっています。全体的には、3月中旬にピークを迎えそうです。4月末までに約4,000㌧の出荷を計画しています。 大雲仙たまねぎ部会の部会長を務める南島原市南有馬町の林田文明さんは、昨年度産より10㌃多い70㌃に作付け。「健康志向の高まりで、特にサラダで食べられるような極早生種の人気が出ている。消費者のニーズに合うような品種を栽培し、産地を確立していきたい」と話しました。 同町内で3日、令和2年産の出荷協議会が開かれました。岩本猛組合長は、「新規に導入した風乾庫と選果機の更新によって、選果効率が上がり、共販率の向上にもつながる。品質の良いタマネギを出荷して欲しい」と挨拶しました。5ダイコンが大きく育ちすぎて1本を食べきるのが大変。ダイコンオンパレードの日々は、もう飽きました。(南島原市のぶーんちゃんさん)鶏肉と大豆とニンジンと一緒に、ほとんど水を加えず炒め煮にしました。カプサイシンで痩せようと思い、唐辛子を3本使いピリ辛にしました。

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