こぶれ2020年4月号
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ミニトマトの出荷折り返し560㌧、3億2,000万円を目標に部会員数、作付面積とも増加 西部基幹営農センター管内で昨年9月下旬から始まったミニトマトの出荷が、全体の出荷量の約半分を出荷して折り返しました。部会員の新規加入や既存の部会員の規模拡大などが功を奏し、年々出荷量が増えています。6月下旬までに 560㌧、販売高では初めて、大台となる3億円の突破とともに3億2,000万円の目標達成に向けて出荷を続けています。 西部ミニトマト部会の11人が栽培。平成30年産で初めて栽培面積が400㌃を超えました。令和元年度産では420㌃に、さらに令和2年度産からは部会員が2人増え栽培面積も470㌃まで拡大する計画です。反省を次につなげる! 雲仙市吾妻町の西野竜馬さん㉒もその1人。2年間、同部会の部会員のもとで研修した後に就農しました。12月までは順調だったものの年明け以降、一気に収穫量が減少しました。「樹勢の管理不足だった。就農してみて現実の厳しさを目の当たりにした」と西野さん。施肥量等、全てを一から見直し、現在は回復しつつあるということです。今後については、「色々な事に挑戦したい。今年は勉強の年だったと反省し次につなげたい」と話しています。総合集荷場で共同選果・パック詰め 部会員は収穫後、階級などを粗選別し雲仙市吾妻町にある総合集荷場に持ち込みます。同集荷場では従業員らが選果、選別後にパック詰めします。4月下旬 から5月中旬のピーク時になると、日量2万~2万5,000パックを処理するということです。大久保恵峰営農指導員は、「今後は、葉カビ病やコナジラミの発生が増えてくるので、予防的防除を徹底し6月いっぱいまで収穫できるようにしたい。過熟にならないよう適期収穫を行うなど品質管理を徹底して欲しい」と話しています。ミニトマトを収穫する西野さん▲ミニトマトのパック詰めを行う従業員さん▲4ニラ入り水餃子を作りました。32個、半分は冷凍しています。今が旬なんですね。安くて青々としていて助かります。(南島原市の早寝早起きばあばさん)おばさんもニラは大好き。餃子もよく作りますが、焼き餃子専門です。子どもが中高生の頃は100個以上作っていたのを思いだしました。

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