こぶれ2020年4月号
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ハウスビワの共同選果開始品質統一・労力軽減へ 西有家地区営農センター管内で3月12日から、ハウスビワの共同選果が始まっています。品質の統一と同時に、生産者の労力軽減を図りながら5月上旬まで出荷を続けます。 西有家地区ハウスビワ研究会の竹村洋一会長㊶ら 会員4人が、71㌃で栽培しています。少人数の研究会ながら、全員で定例会や検討会を開催し技術向上を目指しています。反収1,300㌔以上、販売単価2,000円、反収販売金額260万円を目標に栽培を続けています。 今年度産は、昨年7~8月の曇天や多雨による日照不足などで、一部で着房率の低い園地も見られましたが、生育期は暖冬の影響もあり順調に進みました。着色、糖度とも良好な仕上がりとなり、1月下旬から出荷が始まっています。 竹村さんは南島原市西有家町内のハウス18㌃で栽培。3月10日から収穫を始めました。「果実の色や香りも良く、甘くてジューシーなビワに仕上がっている」と笑顔。今後の対策については、「施設内の温度管理などを徹底したい。適期収穫はもちろん、ハウス内の換気にも注意しながら障害が発生しないように気をつけたい」と話しています。 出荷先は関東、関西方面で、出荷のピークは4月中旬になりそう。センターの川崎涼職員は、「今年度産は、6,100㌔(前年比97%)の出荷を計画している。特に温度、湿度の管理を徹底し、青果率の向上を図りたい」と話しています。箱詰めされたビワ▲ビワを収穫する竹村さん▲「う~ん、よかビワ!」と高橋剛センター長▲7こぶれTV観ました。美味しそうな恵方巻きでしたね。私も巻いてみたけど具が多くてパンクばかりでした。(雲仙市のかずちゃんさん)綺麗に巻くか、具だくさんにするか。う~ん悩みますね。今回は、テレビで失敗するわけにいかないので、ご飯の量を少なくしました(笑)

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