こぶれ2020年9月号
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こげんことのありました!NEWS 南部基幹営農センター管内でトマト(「麗容」「ソプラノ」)を栽培する大雲仙トマト部会が、実績検討会を開きました。昨年度産は台風17号の襲来以降、コナジラミの発生が増え、黄化葉巻病の局地的な発生に見舞われました。年明け以降も暖冬と天候のバランスがかみ合わず、3月、4月の需要期の出荷量が前年を大きく下回る結果となりました。優良出荷者の表彰があり、南有馬地区の岩永好明さんら3人が表彰されました。 おばま地区営農センター管内で8月19日から、トウガンの出荷が始まりました。交配のピーク期に雨が続いたことで作柄が悪く、例年に比べ出荷開始が2週間ほど遅れています。出荷量も昨年の7割程度の30㌧前後になりそうです。当JA冬瓜研究会の松尾英昭会長は、同日に行った目揃会で「雨が続き生産面では満足のいく結果ではないが、販売面では期待が持てそうだ。良い品を出荷するよう互いに注意しよう」と話しました。大雲仙トマト部会実績検討会トウガンの出荷が始まる次年度に向け士気の高揚を図る長雨で作柄不良も高値期待「コナジラミに負けんごと次も頑張るぞ~!」「高く売れますように!」 おばま地区営農センター管内で8月上旬から、シシトウの出荷がピークを迎えました。昨年度産は初めて、販売高1千万円を達成しました。今年度産は、2年連続1千万円超えを目指し生産を続けています。雲仙市小浜町山畑の荒木大成さん㊵は、ハウス10㌃で栽培。荒木さんは「安定した収量があり、ハウス栽培のため霜の影響を受けにくく12月まで長期間出荷できることから、昨年の5㌃から2倍に広げた」と話していました。 営農部は、営農指導員ら40人を集め、イチゴの育苗圃場を巡回しました。営農指導員の意識の統一と指導技術の向上などが目的です。苗の生育状況を確認し、今後の生産対策について検討しました。当JA管内では、「恋みのり」「ゆめのか」など、約141㌶に作付けが行われています。前田英樹課長は、「県内トップクラスの産地として、レベルの高いイチゴを出荷し、農家の収入安定にもつながるよう対策を徹底していきたい」と話しています。シシトウ出荷ピーク営農指導員が管内の圃場を巡回2年連続1千万円超えを目指す意識統一と指導技術の向上へシシトウの出来を確認する荒木さん㊨と大久保指導員イチゴ苗の圃場を巡回する営農指導員ら10家の中で毎日、小物作り。時々目がかすんで針目がおかしくなっても愛嬌とわりきっています。(南島原市の長崎のばあちゃんのバアちゃんさん)刺繍糸を針に通すとき、6本のうち1本だけ通らなかったりして何度もやっているうちに糸の先がボヤボヤになることがあります。

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