こぶれ2020年12月号
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大雲仙トマト選果開始「安全・安心・おいしいトマト」作りを実践 南部基幹営農センターで11月13日、冬春トマトの選果が始まりました。空調、防塵などが管理されたやさいセンターで、今年は特に新型コロナウイルス対策も徹底して選果を行い、品質と食味重視の「大雲仙トマト」として、県下最大の産地をアピールします。 大雲仙トマト部会が、ハウス20・3㌶(前年度比99%)で栽培。高糖度系のブランドトマト「特ちゃん」「ハニー8(エイト)」が全体を牽引します。品種は「ソプラノ」12・0㌶、「麗容」8・3㌶。育苗期は天候に恵まれ接ぎ木作業等も順調に進みましたが、その後の高温、強い日射により一時期、生育に停滞が見られました。定植後は、台風の発生も大きな被害はありませんでした。現在は下段の着果も良好で、今後の天候にもよりますが年内の出荷は概ね順調に推移すると見込まれています。来年6月末までに2,600㌧の出荷を計画しています。 出荷が本格的になるのは来年2月中旬からで、出荷のピークはレギュラー品、高糖度系とも3~5月になる見込みです。やさいセンターでは、従業員が目視により一次選別したトマトを選果ラインに乗せていました。センサーで色、キズの有無、形を検査したあと、手作業で箱詰め、パック詰めを行います。高糖度系トマトは、さらにセンサーで糖度検査を行います。 センターの近藤勝衛主任は、「昨年の反省点であった小玉の多さ、トマトの難病である黄化葉巻病については、生産者の意識向上と対策の徹底により改善している。部会のスローガンである『安全・安心・おいしいトマト』作りを実践し、高品質なトマトを出荷していきたい」と話しています。 農家とJAの意識を統一し高品質なトマトを出荷しようと同日、南島原市南有馬町内で令和2年産トマト出荷協議会が行われました。トマトを選果ラインに乗せる従業員さん関係市場はリモートで出席選果開始前に目揃いを行います49月号で初めて応募し当選! ありがとうございました。今回は、東北大震災で今も一生懸命頑張っている方に。(島原市の(ち)…ちゃんさん)初めて投函して当選、すっごい強運。毎月たくさんのハガキをいただきますが、もちろん当たらない方もいらっしゃるとにスゴサ~。

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