こぶれ2020年12月号
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ダイコン出荷本格化外食産業の需要低下も家庭内消費増に期待感 北部基幹営農センター管内で11月上旬から始まったダイコンの出荷が、本格化してきました。来年2月までに出荷量1万9,050㌧(前年度比101・6%)、販売高17億9,648万円(同161・0%)を計画しています。 島原(同市大手原町)と、有明(同市有明町)の2つの大根洗浄選別施設の稼働、「農援隊」による適時収穫が相乗し、処理能力が15%以上アップしています。両地区ともダイコン栽培が盛んに行われて、西日本最大の産地といわれるまでに成長しています。昨年度産は、暖冬と新型コロナウイルスの影響で飲食業界の需要が落ち込みましたが、一方では家庭内で食事をとる人が増えたことで、個人の消費が伸びているという状況にあります。 一昨年に稼働した同施設は、2か所を合わせると1日の処理能力は最大で2万3,000ケース(12㌔箱)となり、高品質、安定出荷を可能にしています。自動箱詰装置の導入により作業員の省力化にもつながりました。これまで1台だった破砕機についても、各施設とも2台に増やし残さ処理能力を向上させています。 島原地区営農センターの影山健一朗職員は、「今年は部会全体で作付け時期の調整に取り組み、シーズンを通して適時収穫、出荷が見込まれる。今後も管理を徹底し、品質の良いダイコンを出荷していきたい」と話しています。ダイコンを選別する従業員の皆さん島原市大手原町のダイコン洗浄選別施設ひまわりてれびのインタビューを受ける影山職員施設内の様子5六十肩? 肩が痛くて畑を耕せず、プランター菜園で、水菜、チンゲン菜、カブを育てています。(南島原市の肩痛おばさん)医者に「五十肩ですね」と言われたので「60歳超えてますけど」と切り返したら、「50歳以上は全部一緒!」と一蹴されてしまいました~。

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