こぶれ2021年2月号
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林田 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。森 こちらこそよろしくお願いします。林田 コロナ禍の中で迎えたお正月ですが、どのように過ごされましたか?森 家族みんなとゆっくり過ごせたのかなと思います。一番下の娘が成人だったんですが、成人式が出来なかったのが残念でしたね。林田 それは残念でしたね。ところで、トマトを栽培されているということですが。森 はい、55㌃作っています。林田 他には、どんな作物を作っていますか?森 ミニトマトを夏秋合わせて20㌃、冬春で10㌃。カボチャは春と秋で60~70㌃、ブロッコリー120㌃、サツマイモ40㌃。水稲70㌃です。林田 たくさん品目がありますね。しかも広い。森 うちはベトナムの方を3人入れていて、たまに母も手伝うので全部で5人でやってます。林田 外国人の方の働きぶりは、いかがですか?森 真面目ですね。慣れてくれば、ほぼ任せられるという感じです。林田 森家でトマトを作り始めたのはいつですか?森 30年くらいになるかなぁ。高校を卒業してから2年くらいはイチゴを作ったんですよ。交通事故に遭ったのがきっかけというか1人では無理かなと思うようになり、トマトに切り替えました。最初は15㌃から始めました。林田 トマトの高糖度系って何ですか?森 簡単に言うと、普通のトマトを水を極力やらないように作り糖度を上げるという方法です。大雲仙とまと部会では、糖度7度以上を高糖度としています。林田 なるほど。森家は全て高糖度系ですか?森 そうですね。8割程度は高糖度です。林田 トマトの調理法では何が一番好きですか?森 生が一番好きけど、今の時期だったらトマト鍋がいいですね。普通の鍋の時も、自分は皿にトマトを乗せてレンジでチンして、そこに鍋の具を入れて自分オリジナルの鍋で食べます。これが一番ウマい。林田 美味しいトマトの見分け方を教えてください。森 色が濃くて、ずっしりしているもの、そして一般的にはスジが立っているものということになると思います。林田 今後はどのように農業を展開したいですか?森 現状を維持しつつ、新たな作物を取り入れたい。ベトナムの方も2人くらいは増やしたいですし、いい意味での「もっと楽な農業」を目指したいですね。野望を持って取り組みたいですね(笑)林田 ところで、趣味は何ですか?森 自分の場合は日曜日とは限らないけど日曜大工が趣味です(笑)こっちの事務所、そこの小屋とか、自分で設計して建てたりしたのは何か所もあります。林田 趣味を超えてますね。では、ベトナムの方に向かって一言お願いします。森 これからも自分の相棒として働いてもらいたいです。なくてはならない存在ですね。林田 奥様に向かって一言お願いします。森 家内は勤め人ですが、いつも家事全般任せっきりで、ありがとうと言いたいです。これからもよろしくお願いします。林田 お体に気を付けて頑張ってください。ありがとうございました。▲森さんが「相棒」と話すベトナムの方たち▲森さんらに市倉孝一支店長らも加わり「はい、チーズ♪」▲多い時には年間50~60人を受け入れていたという農家民泊も7皆さんの頑張りを応援しています。「こぶれ」の表紙、いつもかわいいですネ!(南島原市口之津町の薮田孝子さん)応援、ありがとうございます。そのお言葉が、おばさんの血となり肉となり、コレステロールとなり中性脂肪となります。痩せられません(笑)

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