こぶれ2021年3月号
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こげんことのありました!NEWS 島原地区営農センター管内で、1月下旬からスイートコーンの定植が始まっています。島原市果菜部会193人のうち、130人が65㌶で栽培。島原市広高野の平ひら和徳さん㊱は、約1㌶の圃場でトンネル栽培を行っています。同市原町にある平さんの20㌃の圃場を、センターの金山竜たつ之の介すけ職員が巡回。「今のところ生育は順調。引き続きトンネル内の温度管理を徹底して欲しい。病害虫の発生に注意していきたい」と話しました。 島原地区営農センター管内で、小玉スイカ「うりぼう」の生育が順調に進んでいます。島原市天神元町の佐藤好信さん㊹の22㌃のハウスは1月20日に定植。大型ハウスの中にトンネルを作って定植し、さらに2重カーテンをかけるなど温度管理を徹底して栽培しています。センターの金山竜之介職員は、「ハウス内の温度によって生育に影響が出てくるので、農家とともに管理を徹底していきたい」と話しています。スイートコーンの定植が始まる小玉スイカ「うりぼう」順調に生育5月20日過ぎから出荷4月中旬からの出荷を見込む苗の生育を確認する金山職員苗の成長を確認する金山職員 東部基幹営農センターは1月下旬から2月末まで、高級果実「せとか」を出荷しました。「せとか」は、柑橘の「大トロ」などと呼ばれ、ジューシーでとろけるような食感が特徴の高級果実です。市場の評価も高く、老舗高級果実専門店とも取引があり、○南施設中晩柑研究会せとか分会出荷の柱となっています。木にトゲがあり非常に作りにくいとされていますが、若い後継者らが情報を交わしながら切磋琢磨して栽培しています。 西部基幹営農センターは1月23日から2月下旬まで、ハウス「しらぬひ」を出荷しました。年明けから収穫を始め、2週間程度、追熟・予措処理を行ったあと、雲仙市吾妻町にある総合集荷場へ持ち込みます。センサーで果実の重さを計量し5LからMサイズに選別したあと、目視により外観、果皮のキズの有無などを確認して箱詰めを行います。1日あたり約4~4.5㌧を処理し、東北、関東、中国、長崎県内へ向けて出荷しています。柑橘の「大トロ」ハウス「しらぬひ」選果開始高級果実「せとか」出荷裏年で収量はやや少なめ慎重に色合いなどを合わせます「しらぬひ」を選別する従業員さん12農業従事者の苦労と努力がとても良く分ります。87歳の私共のこぶれは蒸し芋でした。今はいいですね、何でもあるから。(南島原市の八木千種さん)蒸したサツマイモ、よく食べましたよ。小学校高学年ごろからは、割と気軽に色々と食べられるようになった記憶があります。

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