こぶれ2021年3月号
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春ハクサイの出荷が始まる   作業班が収穫し農家を支援、   適期収穫も希少「王様アスパラ」出荷開始 今年は500箱前後になる見込み 有明地区営農センター管内で1月下旬から、春ハクサイの出荷が始まりました。4月上旬までに7万3,000ケース(1ケース15㌔入り)の出荷を計画しています。山崎喜市部会長ら有明白菜部会の32人が、ハウス7・02㌶、トンネル2・70㌶で栽培。大玉スイカ、小玉スイカと組み合わせて栽培する農家がほとんどです。島原市有明町大三東の竹田宗晴さん㊱は、ハウス30㌃で栽培。「今年度産は、病害虫の被害もなく仕上がりは良い。収穫が順調に進めば、後作の小玉スイカの定植ともうまくつながる」と笑顔を見せました。 収穫は、約8割を同センターの従業員で構成する作業班が行い、農家を支援すると同時に適期収穫の徹底を推進します。竹田さんのハウスでは、同センターの森崎真矢職員がハクサイ1株を収穫し2つ割りにして 南西部アスパラガス部会は2月15日から、茎の太さが特長の「王様アスパラ」の出荷を開始しました。レギュラー品、手軽さが売りの「ミニアスパラ」とともに、サイズにバリエーションを持たせ安定出荷と有利販売に力を入れています。 「王様アスパラ」は、南島原市加津佐町にある口こう加か選せん果か場じょうに出荷されたアスパ仕上がりを確認、竹田さんに収穫適期を伝えていました。森崎職員は、「かん水や病害虫防除など管理を徹底して、高品質なハクサイを出荷していきたい」と話しました。「美味しか春ハクサイば食べてください」ラガスのうち3Lサイズ(50㌘)以上の物から、全体の形状が美しく品質の良い物だけを選別し、化粧箱に8~9本を箱詰めするものです。1年の中でも2月から3月と出荷期間が短く、春先の贈答用品として引き合いがあるものの、品質にこだわっていることもあり受注量に対応できていないのが現状です。 2月中旬は、1日当たり30箱程度を出荷。今年産は太物が多いため、3月末までの出荷量は例年に比べ若干増え、500箱程度になる見込みです。主な出荷先は関東方面で、市場を通じてネット販売されています。選別、箱詰めを担当する松藤匠海職員は、「品質を第一に、こだわりを持って調整したい」と話しています。今夜はミルフィーユ鍋ですか「王様アスパラ」の箱詰めを行う松藤職員「大きかでしょ~」7豆類を播くのが遅かったので心配していましたが、芽がちゃんと出てくれました。霜・雪にも負けずに元気に育っています。(南島原市のおばあにゃんさん)きっとその豆は、雨ニモマケズ風ニモマケズ……丈夫な体を持っとるとでしょうね。ソラマメやエンドウかな。収穫が楽しみですね。

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