こぶれ2021年4月号
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売高を伸ばした地域もあります。 施設の整備は、広域的な一元集荷を可能にし、農家に〝作るだけ〟の営農モデルを提案できるようになってきました。目標達成までの期間を5年間としていましたが、組合員皆様のご努力により4年間で達成することができました。 日本一元気な産地の実現 単価日本一、反収日本一など、何か一つでも日本一になって産地に勢いを付けようと、当JAが定めたスローガン「日本一元気な産地の実現」は、第2次地域農業戦略から、第3次、第4次と引き継がれています。元気な生産者を多く育てること。将来の農業、農村(地域)を担う若年層にとっても、農業できちんと収入を得ることができ、農業にやりがいと生きがいを持って暮らせること。より魅力ある農業、農村(地域)の姿を目指そうという思いが込められています。 また、島原半島の形が人間の胃袋に似ていることから、胃袋の形を活かしたロゴマークを作り、段ボールや輸送用トラックなど様々JA島原雲仙販売高実績推移地区名H13販売高R1販売高対比労力支援と施設整備に伴う拡大事例島原2,188,818千円3,874,558千円177%有明1,755,769千円2,986,723千円170%南串817,570千円1,726,619千円211%施設整備と特定の品目を伸ばし拡大した事例国見3,474,683千円4,829,385千円139%吾妻1,811,169千円2,468,828千円136%5地区計10,048,009千円15,886,113千円158%全体(17地区)25,904,323千円30,507,257千円118%*5地区の全体に占める割合39%52%な現場で使うことで、〝一億人の胃袋を預かり、守るJA島原雲仙〟をアピールしています。 農業所得の増大と 農業生産の拡大・ 地域の活性化に向けて 「農業所得の増大」については、変化する消費者や実需者ニーズに対応したマーケットイン(需要に応じて生産・供給を行うこと)に基づく、生産と販売拡大に取り組みながら、新たな需要の掘り起こしに挑みます。 「農業生産の拡大」に向けては、若者の農業・農村への関心の高まりや「田園回帰」志向をとらえ、行政と連携した親元就農者を含む新規就農者の受け入れや研修の支援に取り組みます。 「地域の活性化」に向けては、幅広い世代を対象として食農教育の取り組みを強化し、農業関係人口の拡大に取り組みます。 人口減少と未来予測 日本の人口は、平成22年をピークに減少の傾向にあり、令和22年には1億1,092万人となりピーク時より13%減少すると予想されています。65歳以上の老年人口については令和22年にピークを迎える見込みで、全体の35%を占めることになります。長崎県では令和7年にピークが来ると見込まれており、地方及び中山間地域での高齢化のスピードが著しく進んでいることを示しています。島原半島も例外ではありません。青年部おばま支部が行っている食農教育(雲仙市小浜町内)当JAのブランドロゴ「一億人のいぶくろ」5「家の光」の紹介をみて、さっそく申し込みしま~す。(島原市のわらさん)わらさん、短いお便りに爽快感を感じました♪ 次は、「家の光」を読んだ感想をスカッと送ってください。お待ちしていま~す。

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