こぶれ2021年4月号
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 高齢化の進展や担い手の不足といった農業が抱える課題が、スマート農業を推進する背景にあります。 スマート農業の 実証に向けた取り組み①ドローンによる農薬散布  無人航空機(ドローン)による、農薬の試験散布を行っています。適期防除や作業の省力化、効率化が求められる中、当JAはこれらの課題について、関係機関の協力を得ながら実証を進めています。②無人トラクターによる耕うんの様子です。③雲仙ブロッコリー部会は、営農支援プラットフォーム「あい作」を使ったスマート農業の実証プロジェクトを始めました。同部会が生産するブロッコリーの出荷予測に加え、ブロッコリーの難病といわれるネコブ病診断の見える化、圃場と生産管理の見える化を進めています。 将来に向けた取り組み 「農家は作るだけ、    収穫はJAで」 営農部は、収穫機械によるブロッコリーの一斉収穫の実証試験を始めています。加工・業務用ブロッコリーのほぼ全量が輸入物という現状の中、「国産にも戦略のチャンスあり」と3年前の平成30年、JA全農ながさき、島原振興局の協力のもと作付け試験を始めたもので、面積拡大、農家の労力運転手の手がハンドルから離れています(雲仙市吾妻町内)「あい作」の画面ドローンによる農薬の試験散布です(雲仙市吾妻町内)作業の自動化自動走行トラクターやドローン防除など作業を自動化し人手を省く。作業共有の簡易化作業の記録をデジタル化・自動化し、篤農家の技術を可視化する事で誰もが生産活動の主体になれる。データ活用生育、気象データのAI解析により、農作物の生育や病害虫を予測し高度な農業経営が可能になる。 スマート農業について 農林水産省によると、「スマート農業」とは、「ロボット、AI(人工知能)、IoT(物のインターネット)など先端技術を活用する農業」のことを指します。「農業」×「先端技術」=「スマート農業」ということになります。島原半島における人口将来推計2020年2025年2030年2040年増減(40/20)島原市43,42641,23038,87633,968▲9,458雲仙市40,93637,74634,61128,417▲12,519南島原市42,64938,78634,97927,545▲15,104計127,011117,762108,46689,930▲18,545出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」より数値集計6子供のころ「家の光」は貴重な雑誌で、大切に読んでいました。大人になり、また久しぶりに読んでみたいです。(南島原市の早寝早起きさん)以前の「家の光」とはイメージが変わりました。ぜひ読んでください。面白いこと(お笑いではありません)が載っていて興味しんしんです。

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