こぶれ2021年4月号
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軽減を図るためには機械による一斉収穫が不可欠として、自動収穫機について検討しています。 「農家は作るだけ、収穫はJAで」を目指す新しい営農モデルに向けた取り組みの一つです。 アフターコロナの産地戦略 令和元年12月に中国で確認された新型コロナウイルスの感染は世界規模に拡大し、終息が見えない状況です。イベント等の自粛や外国からの入国制限等により、外食・観光需要が減少し、業務用農産物等の取引が大幅に落ち込み、一部の農産物品目で価格の低迷などの影響が出てきています。 生産者の熱い想いを発信する これまで行っていた消費地での管内産農畜産物のPRは難しい状況にあります。産地の取り組みや農畜産物の情報、生産者のこだわり、苦労、想いを、今後は※SNS等を通じて発信することが求められるようになることは否定できません。営農部は、研修会等を開き、これらについて研修を行っています。 労力支援への取り組み 新型コロナウイルスは、外国人の技能実習生等の受入にも影響を及ぼしています。現在、当JAに登録されている特定技能外国人は要員計画の半分程度という状況で、十分な労力支援ができる体制にありません。生産現場における労力不足は深刻で、規模縮小等を強いられる経営体もあり、産地の生産力の低下などが心配されます。 農家の経営安定のため、当JAは労力支援と、農畜産物をいかに有利に販売するか、合わせて検討していきます。農援隊によるニンジンの収穫(島原市内)収穫機によるブロッコリーの収穫(南島原市有家町内)※SNSとは、Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の頭文字を略したもの。Social=「社会の、社会的な」という意。Network=「(テレビなどの)放送網、(人・組織などの)情報網」の意。ニラを栽培する柴田史哉さん(南島原市深江町内)南島原市北有馬町内で働くベトナムの技能実習生イチゴを栽培する平島尚典さん、啓次さん兄弟(雲仙市国見町内)7ちゃんぽんページの生け花を見てたら隣のおばちゃん、ママ友を発見。女性部のみなさん、笑顔がはじけてましたネ。(雲仙市の小峰佐由里さん)コロナ禍の中ですが、みなさん工夫されて少しずつ活動を再開されていました。全部載せたら通常のページでは足りなくなり拡大しました。

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