こぶれ2021年6月号
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島原半島でじげもん  北部基幹営農センターは5月19日、島原市内で、なんこうなし部会の現地検討会を行いました。同市有明町にある中島政俊部会長の圃場では、果実が36~37㍉の大きさに成長していました。交配のタイミングに恵まれたことで、着果量は例年以上に多く生育も順調です。今後は、果実の形状や肥大の状況を見極めながら摘果作業を進め、同時に果実に当たる光量を確保するため、芽かぎなど新梢の管理を徹底するよう申し合わせました。実りの秋に期待なんこうなし部会が現地検討会を開催摘果、新梢管理などを申し合わせた検討会 西部基幹営農センター管内の愛野特産馬鈴薯センターで6月上旬まで春作バレイショの共同選果が行われました。農家がコンテナで持ち込んだバレイショを従業員らが果皮のキズや腐敗の有無などをチェックし、階級ごとに段ボールに箱詰めしています。島田真二センター長は、「今後も受け入れ検査を徹底し、市場が求めるバレイショを出荷して有利販売に繋げたい。農家の手取り向上を目指したい」と意気込みを話しています。春作バレイショの共同選果が進む6月上旬まで出荷が続く春作バレイショの共同選果が進む同センター 北部基幹営農センター管内で、ゴーヤーの出荷が始まっています。本田英久部会長ら、なんこうゴーヤー部会の70人が、雲仙市、島原市内のハウス621㌃に作付けしています。雲仙市国見町の山本賢さん㉟は、イチゴ農家。ゴーヤーは18㌃で栽培しています。「樹勢を落とさないように注意しながら交配の促進に努めたい」と話しました。センターは「収穫調整作業を入念に行い、高品質なゴーヤーを出荷したい」と話しています。ゴーヤー出荷、間もなく本格化イチゴ農家が育苗と平行し栽培ゴーヤーの生育状況を確認する山本さん㊧とセンター職員㊨ 島原地区営農センター管内で、4月中旬からハウス栽培のスイートコーンの出荷が始まりました。収穫前に同センターが圃場の検査を行うなど、適期収穫を徹底しています。検査の際にも未熟果などの混入がないよう品質管理に力を入れています。島原市三会の落水秀和さんは、ハウス11㌃で栽培を行っています。宇土光昭職員は、「適期収穫と早朝の収穫、迅速な出荷など、収穫終わりまで気を引き締めていきたい」と話しています。スイートコーンハウス栽培分出荷開始スイートコーンの検査を行う宇土職員13

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