こぶれ2021年月8号
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 西部地区の生産者は19人で340㌃で栽培しています。収穫後は一定の調整を行い、雲仙市吾妻町の総合集荷場に持ち込みます。その後、南島原市加津佐町にある口加(こうか)選果場で選果選別、出荷調整を行い出荷します。口加選果場までは車で1時間程度の距離がありますが、当JAが一括して運搬するため農家の負担はかかりません。 同町の本多孝輝さん㉘は24㌃で栽培。7月6日は、60㌔を出荷しました。本多さんの父親の孝仁さんは、「去年に比べ出荷量、太さとも上回っている。出荷するときの負担などはこれまでと同じ。統合の利点を生かして販売して欲しい」と話しました。 総合集荷場には現在、日量500㌔が集まっています。同JA西部基幹営農センター営農指導課の山﨑太郎営農指導員は、「昨年に比べ量も増えていて、サイズも大きい」と話します。今後については、「梅雨入りが早かったこともありハウス内の温度、湿度管理が難しい。寒冷紗などを使った遮光対策や、ハウスの開閉について農家を指導していきたい」と話しました。受け入れをする山﨑指導員「電子レンジでチン」が売りのミニアスパラガスEat asparagus in season!西部地区では本多孝仁さん㊨と、検査する山﨑指導員選果場内の様子(口加選果場)超素早い動作の従業員さん(口加選果場)アスパラガスの選果を行う口加選果場7

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