こぶれ2021年9月号
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出荷された「豊水」の検査をするセンター職員と藤原さん㊨総会で挨拶をする林田部会長リモートで説明を受ける農家ら挨拶をする吉田部会長13なんこういちご部会ダイコン、ニンジン有家地区営農センター選果選別、検査を厳重に高品質なナシを出荷 有家地区営農センター管内で8月2日からナシ「豊水」の出荷が始まり、出荷前半は天候に恵まれ、病害虫の被害もなく順調な仕上がりでした。糖度は12度以上まで上がり、品質、食味も良く、8月下旬まで約30㌧を出荷する計画です。南島原市有家町の藤原恭徳さん㊽は、「幸水」「豊水」「新高」などを中心に約1.2㌶を栽培。藤原さんは、「選別や、みつ症に気を付けて品質の良いナシを出荷していきたい」と話しました。大雲仙たまねぎ部会出荷実績検討会と総会を開催 大雲仙たまねぎ部会は8月6日、南島原市加津佐町で出荷実績検討会と通常総会を開きました。今年度産の生産対策として、講習会の実施、品種の選定、外国人労働者の有効活用、栽培履歴の記帳等をあげ、販売対策としては、当JAの風乾設備の有効活用と共同選果による品質の統一、継続出荷と共販量確保に努め、大雲仙ブランドの確立をめざそうと申し合わせました。林田文明部会長は「今年産は厳しい内容となったが、引き続き高品質なタマネギ作りに取り組んでほしい」と話しました。講習会でポイント学ぶ 島原地区営農センターは8月5日、島原市内で今年度のダイコン、ニンジンの栽培講習会を開きました。講習会では生産者、島原振興局、JA全農ながさき、JA関係者など約120人が集まり、栽培のポイントなどについて学びました。当センターは昨年産の出荷実績報告を行ったあと、今年産の播種計画について説明しました。作型基準、防除基準に基づいた栽培の留意点などについては、種苗会社がリモートで講師を務め説明を行いました。更なる飛躍を なんこういちご部会は7月30日、島原市内で令和2年度通常総会と出荷反省会を開きました。コロナ禍の中にあっても、タブレット端末を使用した販売促進を行うなど、部会の目標である販売高40億円の大台達成を目指すべく努力しました。吉田修二部会長は、「コロナ禍が生産面にも販売面にも影響を及ぼしているが、部会組織を強化し、今年度こそ40億円達成ができるよう頑張っていこう」と挨拶しました。島原半島でじげもん

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