有家地区胡瓜部会、販売高過去最高
2018-10-09

有家地区胡瓜部会は10月2日、東部基幹営農センターで第46回通常総会を開きました。平成29年度産は、出荷量16万5206ケース(前年比104%)、販売高2億1970万円(同125%)、同組合設立以来、最高となる販売高を記録した事を報告しました。

優良出荷者表彰があり3人が表彰を受けました。JA全農ながさき賞に中村博己部会長、支店長賞に苑田初則さん、部会長賞に苑田信也さんが選ばれました。

 総会には、部会員をはじめ島原振興局、関係市場、JA全農ながさき、同JAなど約30人が出席しました。平成29年度事業報告並びに収支決算書承認の件など4議案を上程し、全議案とも賛成多数で承認可決しました。

 今シーズンは、定植後の昨年10月以降は曇天、その後は低温が続きました。春先からの豪雨、夏場の高温、乾燥など、キュウリにとって気象条件の厳しい中での生産を強いられました。部会は、栽培講習会や現地検討会を開き、栽培管理の統一を図ることや、出荷規格の厳守、計画出荷に努めることなど、高品質なキュウリの出荷に努めました。販売面では出荷スタート時と春先の安値を除けばシーズンを通して高値が続いたことから、今年度の販売高は2億を超え、長崎県全体の約3分の1を占めるまでになりました。

 中村部会長は「今後も安心、安全なキュウリの生産とともに、消費者ニーズに対応した生産、出荷をしよう」とあいさつしました。

 苑田康治常務は、「将来的にはJA全体での一元集荷、一元販売を計画している。重点市場との連携による有利販売を行い、農家所得の向上に努めたい」と述べました。