西部地区で春作ジャガイモ出荷開始
2019-04-23

西部基幹営農センターは、4月22日から雲仙市愛野町にある愛野特産馬鈴薯センターで春作ジャガイモの共同選果を始めました。6月中旬までに、手選別も合わせ5040㌧(前年比116.9%)の出荷を計画しています。JA全農ながさきと情報を共有し、重点市場を中心とした出荷計画を行い有利販売に努めるとともに、対面試食販売などを通して、県内最大の産地である島原半島産ジャガイモのPRにも力を入れます。

 雲仙馬鈴薯部会の部会長を務める雲仙市千々石町の町田信彦さん(64)は同町内の圃場3.5㌶で栽培。4月16日に試し掘りを行い、数株のジャガイモを掘って生育を確認しました。「例年に比べて、1週間ほど生育が前進している。茎葉はそれほど発育していない株も、根はしっかり張っている」と笑顔を見せました。「昨年の春作バレイショは価格が低迷しただけに、今年産の価格が気になる。市場が求めるバレイショを出荷して有利販売に繋げたい」と意気込みを話しました。