黒小玉スイカ間もなく出荷ピーク
2019-07-08

国見地区営農センターは7月2日、間もなく出荷最盛期となる黒小玉スイカ「ひとりじめBonBon」の出荷目揃い会を開きました。収穫・調整時の注意事項や箱詰め方法などについて確認し、高品質なスイカを出荷しようと申し合わせました。8月中旬までに、前年比105%の13500ケース(1箱/8㌔)の出荷を見込んでいます。

 地田修部会長(43歳)ら国見スイカ部会の39人が、約3.5㌶のハウスで栽培しています。目揃い会には農家、営農センターなど25人が参加しました。今年産は、定植時に乾燥が続き苗の活着が心配されましたが、その後は順調に生育し交配時期からは好天が続き着果も良好で、玉の肥大も順調に進み2L玉中心の出荷となりそうです。 

 収穫及び調整時の注意事項について前田康文係長は、「収穫前に営農指導員による糖度検査を実施する。収穫は午前中に行い完熟品を収穫する。黒小玉スイカの特長である果皮の美しさとツヤを出すため玉拭きを徹底する」などと説明しました。農家からは、箱詰めの要領について再確認がありセンターが対応しました。現物を使って目揃いを行いました。

 竹田里光センター長は、「7月から出荷本番になり8月のお盆をめどに出荷を終わる予定。雨が続くのでハウス内の温度と湿度の管理、病害虫防除を徹底し品質のよい品物を出荷して欲しい」と話しました。