有明西瓜部会と白菜部会が反省会を開催
2019-10-03

有明西瓜部会と白菜部会は合同で、島原市内で出荷反省会と栽培講習会を開きました。大玉スイカ、大玉抑制スイカは過去最高の販売単価を記録、一方でハクサイは秋冬、春物とも価格が低迷した事などを報告しました。今後も継続して高品質な農産物を出荷し、消費地での信頼を得ながら農家手取りの向上を目指そうと意識を統一しました。

 スイカは、4月下旬から販売を開始しましたが、青果物全般が安値という中で、安値での販売スタートとなりました。さらに大型連休前後に気温が下がったことや、梅雨が7月までずれ込んだことで販売不振となったものです。品質については期間を通して安定していて、食味にも優れていたことから、気候の回復とともに価格が好転しスムーズに販売が進みました。

ハクサイについては、暖冬により生育が3週間近く前進したことで出荷が他産地と重なり、品質は良かったものの安値での販売となりました。

 栽培講習会では、島原振興局、JA全農ながさき、種苗会社、農薬会社、当JAがそれぞれ説明を行いました。有明西瓜部会の山﨑義行部会長は、「暖冬の影響で農作物の価格が定まらず、農家に負担のかかる年だった。どちらも品質の良さでは定評があるので、今年産も良い品を出荷できるよう頑張ろう」と話しました。