ミニトマトの新星☆西野竜馬さん
2020-03-26

西部地区ミニトマト部会の西野竜馬さん(22)は昨年就農し、雲仙市吾妻町にあるハウス18㌃でミニトマトを栽培しています。

 西野さんは、両親もミニトマト栽培をしていますが、自分の力を試したいと独自に経営することを決め、ミニトマト農家のもとで2年間研修したあとに就農。同町内にハウスを建設し、昨年8月に苗を定植。10月から収穫を始めました。12月までの収穫量は、部会の中でもトップクラスを走っていましたが年明け以降、一気に収穫量が減ったといいます。

原因は、樹勢の管理不足でした。「研修で全て習得したつもりでいたが、実際に就農してみると現実の厳しさを目の当たりにした」と西野さん。施肥量等、全てを一から見直し、現在は回復しつつあるということです。今後の目標については、「色々な事に挑戦したい。今年は勉強の年だったと反省し次につなげたい。今年は県基準の12㌧を超えたい。来年度以降は反収15㌧を目標に頑張りたい」と話しました。

 西野さんを指導している千々石地区営農センターの大久保恵峰営農指導員は、「非常に前向きで勉強熱心。部会としても、20年度産からは部会員もさらに2人増える。栽培面積も増えるので、ますます活気づいてくる」と期待を込めました。