味噌造り講習会を開催しました
2014-10-09

 当JA女性部有家支部は9月25日~27日の3日間、南島原市有家町にある「農村婦人の家」で味噌の仕込み方講習会を開きました。今年で11年目になるこの講習会は、参加者が年々増えていて、これまでで一番多かった昨年の25人を5人も上回る30人が参加しました。味噌造りを通して、女性部活動の輪が広がっています。

 地元でとれた米160キロと大豆60キロなどを使い、昔ながらの製法で味噌を仕込みました。米の蒸し時間や、大豆の茹で加減など、前年の反省点をふまえ全員で相談しながら仕込みを行いました。蒸した米と大豆を麹菌と混ぜ、寝かせ、その間に「手入れ」と呼ばれる作業を2回行い、3日間かけて作り上げました。

 3日目は、米に刻んだタコを加えて炊きあげる「タコ飯」や、まんじゅうなどを作り、試食しながら、改善点がないか話し合うとともに親睦を深め合いました。出来上がった味噌は、部員1人当たり14キロあり、分けて持ち帰り、自宅で数ヶ月熟成させます。

 田中政子支部長は、「毎年のように参加者が増えて嬉しく思う。全員で和気あいあいと作業ができて良かった。これからも続けていきたい」と話していました。当JA有家支店経済課の中島香織職員は、「毎日の食卓に欠かせない味噌を手作りすることで、部員の士気高揚にも繋がっていると感じる。支部の活性化と部員増員のため、今後も努力したい」と話しました。