平成26年産の栽培方法、販売方法について検討しました
2014-10-08

 当JAは9月26日、JA本店で平成26年度本店いちご部会連絡協議会役員会を開きました。昨年産の生産、販売実績を検討し、今年産につなげるのが目的です。大台の70億を目標に、生産・販売を推進していくこと等を申し合わせました。
  当JA管内にある7つのイチゴ部会の役員、JA職員など約40人が出席しました。平成25年産の生産について当JA営農部は、「さちのか」137.4ヘクタールを主力に「ゆめのか」など、全体では158.3ヘクタールで栽培しました。高齢を理由に作付けを止める農家もあり、前年比97.4%と伸びませんでしたが、販売高は、59億3500千万円(同102%)と堅調な実績を残したと報告しました。3年前に2ヘクタールからスタートした「ゆめのか」については、育苗を推進し20.9ヘクタール(同111.7%)まで増えてきました。
平成26年産の販売については、重量不足や玉落ちなどに対応するため、270gパックについてパック詰めの方法を見直し新規格で出荷することを取り決めました。ブランドの市場での占有率を高めるとともに、輸送体制の効率化、コスト削減をはかるため、市場の集約を視野に検討を進めます。
相川勲協議会会長は、「今年は、長雨で育苗時の炭そ病を心配したが、何とか植え付けができた。「ゆめのか」については、徐々に面積が増えてきている。平成26年産もよりよい生産、販売ができるよう、互いに連携して頑張っていこう」と挨拶しました。初出荷は、11月中旬になる見込みです。