春バレイショ出荷最盛(南串地区)
2020-05-13
南串地区営農センターで4月上旬から始まった春作バレイショの出荷が連休明けにピークを迎えました。6月いっぱいまでに65万ケース(前年比100.0%)の出荷を計画しています。風乾と選果選別を徹底し、適時出荷を行っています。 雲仙市南串山町内の219㌶の圃場で栽培しています。品種は「ニシユタカ」「さんじゅう丸」などの丸物が90%を占めています。今年産は、晩秋以降も暖冬傾向が続き、適度な降雨もあったことから、全体的に1週間から10日ほど生育が前進しています。霜害もほとんど見られず、病害虫の発生も見受けられないということです。 農家が掘り取ったバレイショは、雲仙市南串山町にある南串馬鈴薯選果施設に持ち込まれます。原口宏紀センター長は、「選果選別を徹底し高品質なバレイショを出荷することはもちろん、消費地へ産地の情報を発信し、関係市場と連携しながら有利販売と農家の所得向上を目指したい」と話しています。